院長blog:物を大切にする
こんにちは、
良い週末を過ごせましたか?
日曜日は「院長blog」としてゆるーく運用していきたいと思います。(ただし、毎週とは限らずなるべく、、、笑)
僕は山梨県出身で田舎で育ちました。
山梨といえば、ぶどうに桃にフルーツに恵まれて富士山や八ヶ岳に囲まれた自然豊かなのびのびとした場所です。
父は土木建築会社を営み、母は看護師、6歳離れた兄を持つ家で生まれて育ちました。
父が大病を患い、父のような病を抱える人を救える人になりたいと、いつからか医師を目指し本格的に学業に専念して無事に順天堂大学医学部に合格し医師となりました。
「膠原病」を専門とした理由は、原因が分からず未知であるこの分野に一番興味深かったことです。
今もこの分野を専門として医師を続けていることは大変やりがいがあります。



週末は実家の山梨に帰省しましたが、実家に帰ると小さい頃の思い出が至る所にあるものです。
僕にもこんな小さい時があったようです。
そんな中で、実家に帰ると驚くことはとにかく僕が生まれる前から今も変わらず使い続けているものの多さです笑
実家で息子が宿題をしていて、鉛筆削りある?というと出てくるのは到底今の時代には売っていないような年季の入った面白い鉛筆削りです。

これ、僕もずっと使っていましたが兄や僕が生まれる前からあり、なんと今もちゃんと役割を果たしてくれます。

びっくりするような古いこの時計もちゃんと今も動き、時を刻んでくれています。
新しいものに変えたら?
と両親には言いますが、使えてるから変える必要はないそうです。
今はなんでも手に入る時代で、人間はどんどん飽きやすい生き物になっています。
僕も両親の子なだけに、割と欲もなく壊れるまで使い続ける傾向にはありますが、さすがに両親ほどではありません笑
けれど、物を大切にすることの尊さを忘れてはいけないなということも感じる瞬間でした。
流石にここまでは、、というものもありますが、
当院もメモ用紙などは印刷ミスの裏紙や新聞広告の裏紙をカットしてスタッフにも使ってもらっています。
経営するにあたっては、必要なものにはきちんと投資をして、
使えるものは無駄なく使う、お金や物に関しては謙虚に生きる事が大切です。
経営者が目的を忘れて、利益のためだけに突っ走る組織はいずれ淘汰されます。謙虚に謙虚に。
さぁ、この鉛筆削りもいつの時代まで役割を果たしてくれるのか。見守りたいものです。笑
2025.04.06