マクドナルド
こんばんは。
今日はとても暖かい1日でしたね、熱海は風が強かったですが、患者様も過ごしやすい、暑いくらいだわ!と皆さんおっしゃっておりました。あっという間に夏が来そうですね。
皆さん「レイ・クロック」さんをご存知でしょうか。
彼は、皆様の生活のいつも身近にある「マクドナルド創業者」の方であり、フランチャイズをアメリカで大成功させた方でもあります。もはや、アメリカだけでなく世界中で大活躍ですね。
マクドナルドと医療は、、、医療的にはマクドナルドは体によろしくない食べ物なのでコメントは差し控えますが 笑(院長はマクドナルドのポテトだいすき、、、内緒です。)マクドナルドの経営にはとても興味があります。
クリニックを運営するにあたって意識しているのは、経営のヒントは医療の分野以外で得ようとすることです。
もちろん、医療に関することは様々な文献を読んで学びを深めますが、経営に関することは私たちは誰かが教えてくれるわけではありません。身内に病院経営者はいないので。居たら心強いなぁとは思いますが、無いもの願ってもしょうがないので、いつも手探りで努力しかありません。
そんな中で、誰かを頼りに参考にするのですが、やはり世界的に成功している組織には必ず理由があります。
Amazon、アップル、Google、トヨタ、ユニクロ
あげればキリがありませんが、他にも沢山ありますね。
それぞれの書籍は数多く出版されていますので貪欲に読むようにしています。
得たものとして全てに共通しているのは「お客様ファースト」
ということです。どの組織もココに一点の曇りもないということです。
当たり前のことのようですが、欲望が勝る組織は数多くあります。いつからか利益のためになってしまうのです。
その中でも今日はこの1冊に関連して記録していきたいと思います。

レイ・クロックさん、彼は81歳でこの世を去りますが、マクドナルドをフランチャイズ展開したのは51歳の時であり、彼がそれから30年間で成し遂げたことは今に至るまでも素晴らしい形になり残っております。
それまでは、ペーパーカップのセールスマン、ピアノマン、マルチミキサーのセールスマンとして働いていました。
第一次世界大戦の時は、年齢を偽り赤十字の救急車ドライバーとしてもつとめた経験があり、その際にもう1人年齢を偽って入隊していた人物にも出会います。レイクロックさんが女の子を追いかけ回している時に、ひとり宿舎に残りひたすらに絵を描いていた皆から変わり者呼ばわりされていた人物がおり、彼がかのウォルトディズニーだったそうです。なんとも歴史的ヒーローは近い場所でいつも運命を過ごしているのですね!
彼の苦労話は沢山ありますが、レイロックさんがマルチミキサーで生計を立てると決めてから骨の折れるようなことは数多くあったそうですが、ある日突然マルチミキサーの注文が相次いだそうです。
皆、口を揃えて言うのは「カリフォルニアのサンバーナーディノでマクドナルド兄弟が使っているのと同じミキサーを1台売ってくれよ」とのことでした。マクドナルド兄弟はマルチミキサーでシェイクを作り、美味しいハンバーガー店を営んでいました。
気になったレイロックさんは実際にマクドナルド兄弟の店を訪ねるのですが、とくにこれといって目立つものもない店。しかし、お客さんはひっきりなしなのでしばらく観察していたそうです。
その日は暑かったが、ハエひとつ飛び回ることなく、白いシャツを見に纏った店員は、店内とその周辺を整然と清潔にたもち、駐車場にもゴミ一つない、作業も全てがいたってシンプルだったそうです。マクドナルド兄弟のビジネスモデルはシンプルで実に効果的!
そこに感銘を受けたレイロックさんはマクドナルド兄弟に申し出てフランチャイズの契約を結んだそうです。
あれよあれよと人気に火がつき、歴史を経て今に繋がっています。
こんな簡単な内容で収まるほど、楽に成功したわけではないと思います。苦労も山ほど、挫折もあったかと思います。
レイロックさんの魅力的な言葉に
「未熟でいるうちは成長できる。成熟した途端、腐敗が始まる」
「やり遂げろ、この世界で継続ほど価値のあるものはない。才能は違う、才能があっても失敗している人はたくさんいる。天才も違う、恵まれなかった天才はことわざになるほどこの世にいる。教育も違う、世界には教育を受けた落伍者があふれている。信念と継続だけが全能である」
があります。
まさに真実を物語っているなと感じるものです。
何事も目的を持って地道に努力して続けることに意味があるのですね!
レイロックさんは、食べ物を売って得た利益を慈善事業に役立てています。彼には税金対策として税金逃れをするためにチャリティ寄付は行わない!というポリシーがありました。真心をこめて医療、科学界にも多額の貢献を行い、マクドナルドハウスという財団も設立し、病気と向き合う子どもとその家族にも寄り添う事業も残してくれました。
こんなにも身近なマクドナルドには物語がたくさんあることを知れて嬉しかったです。
そんなこんなで、経営をしていくために見習うところばかりで、ヒントになることが沢山書かれていました。
当クリニックも毎日毎日、スタッフと試行錯誤です。その日その日で色々なことが起こりますし、課題も残ります。
いつも目的に向かって、何よりも目の前の患者様のためによりよい医療を提供できるよう努めてまいります。
マクドナルドを食べにいく際には、少しでもレイロックさんのご活躍を思い出してください!
益々美味しくなりそうですね!と言いたいところですが、塩分たっぷりハイカロリー、、食べることはオススメしません! 笑
食事に関しては、、、マクドナルドはたまのたまのたまにくらいで、健康的な食事を続けましょう!
それでは今日も1日お疲れ様でした。
2025.04.14