医療安全勉強会

投稿者: staff

こんにちは。

本日も患者様と素敵なお話しができたり、身に余るお言葉を頂いたり嬉しい気持ちでスタッフ一同、お仕事をすることができました。

何より「みなさんが良いスタッフさんで、本当に雰囲気のいいクリニックですね」と言っていただけたことが嬉しかったです。

日本人は謙遜しがちな生き物ですが、ここには謙遜の気持ちはなくて、うちのスタッフは自慢です!

もちろん、失敗もありますしうまくいかないこともありますが、心根が綺麗で、人として1番大切で忘れてはいけないものをしっかり持っていてくれるので誇らしいです。

謙遜するべきだ!という見られ方もするかもしれませんが、スタッフだとしても、素敵なことは素敵だと、素晴らしいものは素晴らしいと、言葉にして伝えたいのです。なんせ苦労続きだった開院までの道のりですが、ここに来てくれたスタッフは先に待っていてくれた私たちのご褒美でしたから。

いつも温かい優しいお言葉をありがとうございます。

最近は「ブログ見てます」「楽しみにしています」と言うお言葉もいただき、嬉しい限りです。

今後もゆるぅく更新して参りますので、よろしくお願いいたします。

今日は、恒例スタッフ勉強会の日でした。勉強会は午前の診療が終わったあと、お昼時間を利用して開催しております。

本日のテーマは「医療安全」についてです。

素晴らしいスライドを元に、スタッフが勉強会と意識付けをしてくれました。

医療は「人」が行うことである以上、必ずどこの組織でもヒューマンエラーが起きるものです。

しかし、医療の現場ではこのヒューマンエラーを軽視することはできません。なぜならば、相手は人であり、尊い命だからです。

そのためには常日頃、みんなで意識を高め合い、ミスを全体で防いでいくために危険予知はしなければなりません。

今回

KYT(危険予知トレーニング)

ハインリッヒの法則

スイスチーズモデル

というワードを元に話しが進んでいきました。

この3つは、医療の分野に限らず様々な組織で知っておくべき危機管理です。

✴︎KYT(危険予知トレーニング)とは

作業や職場にひそむ危険性や有害性の危険要因を発見し解決する能力を高める手法です。

✴︎ハインリッヒの法則とは

一つの重大な事故が起きる前には29件の軽い事故やミス、300件の事故には至らなかったがひやりとした事象がある「1:29:300」の法則のことを言います。

✴︎スイスチーズモデルとは

事故は単独で発生するわけではなく、複数の事象が連鎖して発生するという考え方

です。

医療ではインシデントレポートというものが存在して、何かミスやヒヤリハットが起きた時にはレポートを起こし、カンファレンスを行い振り返りと課題、対策を話し合うことがあります。これは「始末書」でもなければ「罰」でなく、誰でも起こす可能性があるからこそ、チームで共有して今後起こさないために必要なことを考えるために欠かせない大切なレポートです。

いつも駆け足のように忙しく過ぎる1日ではありますが、本日の勉強会でもとにかくカンファレンスを毎日実施し、チームと密なコミュニケーションをとっていくことを大切にしていこうと再認識しました。

その全ては、患者様の安全が第一であるからです。安心した医療を患者様にお届けするために、チーム一丸となって成長して参りたいと思います。

本日も1日お疲れ様でした。

2025.04.22