主体的であること
こんにちは。
昨日の晴天に変わり今朝から大雨の地域も多かったと思います。
明日からのゴールデンウィークでご移動の方も多いと思いますが、気をつけてお過ごしください。また雨の日は何かと自律神経の乱れで憂鬱な気分も引き起こしやすいため、リフレッシュしながらお過ごしください。

スティーブン・R・コヴィー氏が書かれた世界中で有名な「7つの習慣」をご存知ですか?
世界で最も影響力のあるビジネス思想家でありリーダーシップ論の権威とも言われていますが、彼が書いた「7つの習慣」はビジネスや職場だけではなく、それぞれの個人の人生において知っておくべ大切なことが書かれています。
だからこそ、彼のこの書籍は世界中で4000万部も売り上げ、日本でも240万部も売れるほどのベストセラーなのだと思います。
実際の書籍はもっと文章だらけの内容ですが、こちらの”13歳から分かる”verは理解しやすく絵もあってとても読みやすいです。子供に見て欲しくて買った物ですが、大人でも十分読み応えのある1冊です。
彼が述べる7つの習慣の一つ一つについて連日考えていきたいと思います。
まず7つの習慣の内容として
①主体的である
②終わりを思い描くことから始める
③最優先事項を優先する
④win-winを考える
⑤ます理解に徹し、そして理解される
⑥シナジーを創り出す
⑦刀を研ぐ
をあげています。
これらの7つは独立しておらず、第一の習慣から順に積み上げることで全体の効果が高まります。ある習慣は土台になり、ある習慣は土台の上で大きな効果を発揮し補強するなど、お互いが影響しあってその人を大きく成長させてくれます。
そしてこの7つの習慣について
本当の成功を手に入れるためには、
人格をみがかなくてはならない。
そして、私たちの人格は
習慣によってつくられる
とも述べています。
人格が習慣によってつくられるということには大変共感し、納得することができます。
まさにそうだな!と思います。
またココでも述べていますが、成功とは単にお金持ちになるとか、出世をするとか、周りのライバルに勝つとかそんな表面だけのことではありません。人生において本当に大切なものとはお金でも地位でもありませんから!
それでは
①の主体的であることについて記録したいと思います。
「自分の行動は自分で選ぶことができる」言い換えれば「自分の行動は自分の力で変えられる」ということにもなります。
何かが起こった時にまず自分自身のことを顧みずに他人のせいや周りのする人は成長することはありませんし、成功することもありません。
コーヴィーは、この章の中で
「関心の輪」と「影響の輪」という二つを仮定しています。
関心の輪というのは自分で変えることが出来ないこととし、例えば明日の天気や起きるかもしれない事故のことです。
影響の輪とはいうのは自分で変えられること、友達との付き合い方や今日やることなどを指しています。
関心の輪にどれほどエネルギーを注いでも状況が良くなることはありません。自分の力ではどうにもならないことに悩んだり腹を立てても無駄です。
だから、状況を変えるにはできるだけ多くの時間とエネルギーを影響の輪にあるような”自分で変えることができるもの”に注がなければいけないのです。
どんなことでも、なりたい自分を描いて挑戦していくことが大切です。
主体的に生きるには、自分を律する力が必要です。
そのために心がけることとして自分との約束を守るということを強調しています。
「自分は責任を果たす人間だ」と感じることは”主体的である”ための土台になります。
自分との約束もできずまた果たすこともできない人が、人から信頼されることはありません。
4月の月末カンファレンスでも
誰かがやってくれるだろうと「受け身」にならないことを伝えました。
仕事はもちろんですが、自分の人生は主体的に生きなければずっと立ち止まったままです。
主体的に生きるということは、目の前のことを真剣にこなしている真剣に生きている証です。
本日も隙間時間でカンファレンスやメンバーとのディスカッションをしましたが、仕事に関する意見や課題をどんどん出せる人は素晴らしいと感じました。
ひとりひとりが主体的であれば、チームで大きく成長することが出来ます。
今後も職種や年齢、経験関係なくチーム全員が主体的となり成長していけたらと思います。
明日から4連休ですが、事故の無いように楽しい連休をお過ごしください。
2025.05.02