終わりを思い描くことから始める
こんにちは。
昨日の続きで7つの習慣
②終わりを思い描くことから始める
について記録したいと思います。
どんな人生にしたいのか、どんな目標を達成したいのか、先にゴールを決めておくことで自分の人生は力強く引っ張っていくことができます。
人生には沢山の分かれ道があり選択しなければならないことは山ほどあります。
ゴールや目標がなければ、あっちいったりこっちいったりと選択する道を間違えてしまい、こんなはずではなかったと後悔する結果になります。
けれど、ゴールや目標がしっかりしていることにより逆算して計画を立てて進んでいく事ができます。
「あみだくじ」は分かりやすい例えですが、スタートから狙ったところにいくと一発で辿り着けるかは保証がありません。
けれど、狙ったところから逆にたどればもう行く道は決まってしまうのです。
「バックキャスティング」という考え方があり、参考にしているのですが
よく皆さんご存知の「SDGs」もこの考え方です。
未来の姿を描き、達成するための時間も設定して、そこから今何をすればいいのかを考えていく思考法です。
私たちの描くゴールは常に
「安全な医療を提供すること」
「患者様が社会生活をみんなと同じように出来るためにサポートすること」
です。
ただ当たり前に診察をこなすだけではこの目標は達成することはありません。
以前、当院のSCBEという行動指針をブログに載せましたが
S(safety)安全:患者様の安全、スタッフの安全
C(courtesy)礼儀:挨拶、笑顔、言葉遣い、アイコンタクト
B(behavior)振る舞い・行動:身だしなみ、立ち居振る舞い、清掃から患者様対応
E(efficiency)効率:チームワーク、患者様の待ち時間の軽減
この行動指針も常に先にあるゴールに欠かせない私たちの意識です。
患者様がご自分の人生の大切な時間の中で治療を行うために来院される場所です。
清潔感がなく整理整頓がされていない、スタッフの身だしなみも言葉遣いもだらしのない、態度が悪く思いやりのない、スタッフ間の連携不良でチームワークが悪い、そして知識がまるでない
そんな状態でこのゴールを達成する事ができるでしょうか。
常にこのゴールがあるからこそ、やらなければならないことが明確であり、そこに向けて必要なことにどんどん取り組んでいるのです。ゴールに向けて逸れている場合は軌道修正するために、課題をあげてまた全体で共有して改善していく必要があるのです。
習慣というのは、1日すれば身につくものではありません。時にはしつこく言わなければすぐに忘れてしまう内容もあります。私たちには目指すべきゴールが常にあるからこそ、スタッフへ求めることも大きいですが医療従事者としてあるべき姿は忘れたくないものです。
皆さんもぜひ今進路に悩んでいたり、将来が不安で、人生の分かれ道の選択に悩み立ち止まっている方は、なりたい自分を思い描き、達成したい目標を明確にすることをオススメします。
それでは今日も1日お疲れ様でした。
2025.05.03