こだわり

投稿者: staff

こんばんは。

今日は一日雨の日でした。雨の日にも関わらず患者様情報によると熱海近辺の駐車場はどこも満車だったようです。お足元の悪い中でのご来院本当にお疲れ様でございました。

九州南部は梅雨入りしたようです。早いですね!

いよいよ順に全国梅雨入りへの心構えが必要な時期に突入しました。雨はうんざりもしますが、雨の日も楽しめるようにレインブーツやレインコート、傘など、お気に入りで揃えてみることをオススメします。お気に入りのアイテムがあれば、たまに雨が降ってもそのアイテムを身につけることにより気分も上がるものです。

ぜひ、マイナスに思ってしまうような日こそ工夫しながらポジティブに過ごしてみましょう!

そんなこんなで今日は嬉しかったことがありました。

クリニックを運営するにあたって私たちにはこだわりがあります。特にこだわりの強い3つを紹介します。

1つ目は

・広告や看板設置は行わないこと。開業準備期間はインスタグラムや求人広告でスタッフ募集のために広告にも頼りましたが、開業後は必要のない経費削減のために当院ビルの看板以外には行なっていません。一生懸命頑張っていれば、クリニックの評価は人から人へと伝わってくれるものと信じています。現に患者様が患者様を呼んでくださったりありがたいことに毎日新規の患者様がいらっしゃる状況です。自分達なりにできるインスタグラムやホームページの充実化で病院の情報を発信しています。

2つ目は

・細かくランニングコストや消耗品のチェックと比較です。日々使う物も、例えばコピー用紙1枚にしてもどこのコピー用紙が1枚あたり一番安いか!とことんそこへのエネルギーは欠かしません。無駄なものはどんどん排除して、消耗品に関してはなるべくコストを抑えるように心がけています。

3つ目は

・クリニックの清掃に業者をいれないことです。もちろん、シーズンによって手の届かないエアコンや機械類に関しては定期的にお願いしますが、クリニックの細かな清掃は自分達で行うことです。

クリニックを経営していくにあたって、お金の使い方にはかなりシビアです。(もちろんプライベートも余計な物にお金をかけません。自分達にはとことんケチです。)無駄遣いはせずに必要な物にはしっかりと投資をして、広告や清掃、日々のランニングコストなど使わなくても良い経費は浮かせて、スタッフやお世話になっている方々、患者様に還元したいからこそです。

今日はこのこだわりの3つめの清掃について細かく記録したいと思います。

クリニックの中も使っている物も全てがいつも頑張ってくれる大切なパートナーだと思っています。

自分が働く場所、患者様を迎える場所には敬意を持って感謝の思いを持っていつも清掃には力をいれています。

スタッフにも整理整頓、清掃については細かく伝えるようにしておりますが、経営側に立つ私たちがスタッフに負けないよう、見本になるよう、率先して行うように心がけています。またそれがいつも現場を担ってくれるスタッフと患者様をお迎えする場所であるクリニックへの私たちなりにできる感謝の気持ちでもあります。

椅子やテーブル、手すりや床、トイレは手洗い場や便器、壁や床も全て丁寧に消毒作業を行い、いつも気持ちよく患者様がご利用していただけるよう真心込めて清掃を行なっております。

誰にも気づかれないような床の汚れも、隅々の埃も、気持ちを込めてピカピカにすることでちゃんと応えてくれるものです。全ての清掃を終えた時には、クリニックもいつも頑張ってくれる機材も全てが輝いて見えます。そんな光景が私たちも嬉しいです。

医療者は医療だけを行うことが仕事だとは思いません。自分が働く職場をいつも整理整頓し、清潔を心がけることは自ずと本来の仕事の能力も腕も上がっていくものだと思っています。

整理整頓された清潔な職場では、仕事の効率もupして自分も相手も気持ちよく業務に専念することができます。

一つ一つの物も、きちんと大切に扱うことで長く長く役目を果たしてくれます。

実は掃除にはメンタル面の効果も期待できます。例えば汚れたガラスをピカピカにすることで、気持ちがスッキリとして前向きな気持ちになることができます。そんな感覚を経験された方は多いと思います。また、清掃後の「綺麗になった」という達成感は、小さな成功体験となり自分の自信やモチベーションを上げてくれるキッカケにもなります。

近年の研究によると、清掃活動は、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを低下させて、俗に言う幸せホルモンと呼ばれるセロトニンやエンドルフィンの放出を促し、心地よい気分になることでメンタルヘルスに効果的だと言われています。

特に手を動かすことで左右の脳が協調して動くため、心の安定や集中力の向上が期待できるそうです。

今日は雨の日、土曜日のため午前のみの診療であったためにいつもより念入りにクリニックをピカピカにしました。

日頃、落としきれない汚れや床のシミなどを雑巾で拭いて拭いて拭きまくり、いつもありがとうとクリニックに感謝の思いと込めて清掃しました。暑くて湿気も多くて汗ダクダクでしたが、こんな雨の日でも気持ちがスッキリして、きっと大量のセロトニンやエンドルフィンが幸せな気持ちにしてくれて一石二鳥になりました。

そんな中で、患者様のちょっとした優しさに嬉しかったこともありました。

トイレ掃除をしていた時に、患者様が申し訳なさそうにトイレに近づいていらっしゃいました。

そのためトイレを空けました。ちょうど綺麗になった後で使っていただけて嬉しいなぁと思っておりました。

その後、先ほどの清掃の続きをと思いトイレに入ると、トイレットペーパーが三角折になっていました。

この三角折に関しては、基本的には「清掃終了を知らせるもの」であるため、清潔面を考えて利用したあとの三角折はしないでおくことがマナーともされています。

しかし、きっと患者様は私がトイレを清掃していた途中だったから何か思い持ってこの行動をしてくださったんだとトイレットペーパーを見て感じました。

私はそれを「優しさ」と受け取りました。一緒に清掃をしているお手伝いをしてくださったのかなと。

ホッコリしながら続きの清掃に取り掛かり、今日もピカピカにおトイレを仕上げました。

もう半年経過しましたが、この先何年何十年経過しても、自分たちの手でこのクリニックをいつまでも綺麗なままで保ちたいですし、日々クリニックにありがとうと感謝の気持ちを込めて守っていきたいと思います。

今後ともお気づきのことがございましたら、お知らせくださいますと幸いです。

今週も一週間、クリニックにご来院くださった方々からたくさんの幸せと笑顔をいただきました。

本当にありがとうございます。

遅くなりましたが、おやすみなさい。

2025.05.17