詐欺被害
こんばんは。
最近のニュースでカンボジアから日本人29人が逮捕された事件がありました。
記憶に新しい、「ルフィ」を名乗る特殊詐欺でも沢山の日本人が逮捕されましたね。
詐欺グループを根絶するのはなかなか難しいそうです、、
そして詐欺グループを軽く見てはいけません。相手はプロですから、巧妙な手口で狙ってきます。その点においてはかなり能力が高く、「自分なら大丈夫」と思っていても、不安な心理に落とされるのが人間です。
家族のことで不安にさせたり、自分が詐欺に加担しているなど社会的な立場を脅かされることで不安になり、落ちつくことができず冷静な思考が回らなくなり容易に被害にあってしまうのです。
以前ブログでも発信しましたが、私自身も身に覚えのない電話番号から電話がかかってきて警察です、、、みたいな今流行りの詐欺電話がかかってきたことがあります。
また「不在配達です」とか「Amazon」に関するURL付きのメッセージが届くことがあります。
私は絶対に開きません。というか、よくわからないURLは基本的にクリックしないことが1番です。
今回のニュースを見ていて、もしクリニックを名乗って個人情報を抜き出したり金銭を要求するようなことがあれば大変だ!!と思い注意喚起をさせていただきました。
当院では個人情報の取り扱いに関しては細心の注意をはらって行なっておりますので、こちらから患者様の大切な個人情報を外部に故意に漏らすことは絶対にありませんが、今後デジタルの普及と進化によりどんな手口で個人情報が危険に晒されるかわかりません。
想像したのは、今世の中はほとんどがデジタル管理になっており全国の病院やクリニックも個人情報が扱われています。もちろん医療機関は信用あるセキュリティソフトにより守られていますが、今後世界中でAIやハッカーが成長すればするほどセキュリティは課題になっていきます。例えば想像ですが、今後外国からのハッカーなどが患者様のデータをもとに病院などの名前を名乗り個人情報を引き出したり、「医療費が足りませんでしたので」みたいな電話がきたとします。今はAIソフトで日本語を話したり声を寄せたりも出来るそうです。ゾッとしませんか?、、、
今回も警察を名乗った詐欺で何十億もの被害が出ているそうです。
そう思うと医療機関も他人事ではないなと怖くなりました。
昔は想像もしなかったような世の中の闇が深くなっていると思うと、「例えば、、、」と考えることは大切だと思います。
便利な世の中ではありますが、光の部分もあれば影の部分もあります。
というわけで、今後とも患者様の大切な個人情報保護には細心の注意をはらって当院スタッフ一同取り組んで参りますとともに、Instagramの投稿でも行いましたが、お電話での病状説明や詳細についてのお話しは例え本人様だったとしても行いませんし、金銭のやりとりもクリニック外では絶対にありえません。医療費のお支払いは当院の自動釣り銭機でしか行いませんので口座への振込などを個人的に促すことはありませんのでご承知おきください。皆様どうぞ怪しいご連絡がありましたらお気軽に当院にお電話していただけたらと思います。
基本的には、医療機関ではきちんと顔を見て本人とお話しすることを徹底していれば騙されることはほぼありえません。
それこそきちんと対面してこその信頼関係ですね。
医療機関に限らず、どんなことでもご自分の身はご自分で守るのが1番です。他人事とは思わず皆様もさまざまな詐欺には気をつけてお過ごしください。
タダほど怖いものはない!
楽して得られるお金なんてない!
お金に関する話しほど気をつけましょう!
今日も1日お疲れ様でした。おやすみなさい

2025.08.21