赤い羽根募金
こんばんは。
大変遅い投稿となりました..ギリギリセーフです。
みなさん赤い羽根募金をご存知ですか?
私たちが小さい頃からずっとあった赤い羽根募金が、今子供達を通して懐かしいなぁと感じております。
赤い羽根募金とは、毎年全国共通で行われる共同募金運動の愛称だそうです。
基本的には都道府県単位でそれぞれ行っており、寄付された募金は、地域の高齢者支援、障がい者支援、子ども支援、福祉施設の整備・運営、ボランティア団体の活動費など、さまざまな福祉分野で活用されるとのことです。
赤い羽根は寄付したことのしるし、または善行・勇気の象徴として扱われてきた背景があるみたいです♬
子供の園では、一人の寄付額が「30円まで」と決まっています。
ただその時にちゃんと条件があります。
責任感と思いやりを育むことを目的として
・どのようにお金を得たのか
・寄付の対象となる方をどのように描いているのか
この2つを子供自身で考えてもらうということです。
これにより、募金活動が
「おもいやりのあるひと」「まわりもじぶんもたいけつにできるひと」につながってくるという事だそうです。
素敵だなぁと思いました。
私たちが小さい時に、ただ募金をすることだけが先行されていて、その背景を重んじることを教えてくれる人はなかなかいなかったように感じます。
幼い時から、お金が簡単には得ることができない物であること、得たものを独り占めにするのではなく誰かを思うことができること、社会に所属する責任、そんなことを近くに教えてくれる大人がいることに大変感謝をしております。
「お金」は綺麗なものでもあれば、時に人間の欲望で汚くなるものでもあります。
けれど、ただツールにすぎません。
持ちすぎていることは偉いことに直結もしませんし、それがどのように得たかによって額がどうであれ誇り高いものにもなります。
子供のうちから、正しいお金の認識と使い方と尊さ、また誰かを思う気持ち、自分だけが幸せでいれれば良い訳ではないこと、そんなことを教えてくれる大人がそばにいれば、きっとその子が大人になった時もお金と正しく向き合えるものだと思います。
ちなみに、我が家の子供達も30円を手にするまでに一生懸命に数日かけて自分なりに仕事を探して、靴を並べるなど大人からしたら簡単な作業でもありますが「自分なりのお手伝い」として頑張っていました。
じゃぁ誰にどうなってほしいのかを尋ねると「外国人労働者もたくさん居るからその人が骨折したときに日本の人と同じように助けてもらえるように車椅子を買ってほしい」と言っていました。
外国人労働者なんてどこで知ったの?!と尋ねると「東京MER」で学んだそうです( 笑 )
うちではそんなハイレベルな会話は生まれなかったので、東京MERに感謝感激です。

先日、下の子がパパの机の上にこんな置き手紙と貯金箱から出したのか?!コインをいくらか置いてありました。
私たちも全く気づかずに掃除をしていて気づいたのですが、開業してからというもの、毎日毎日仕事ばかりで、ろくに相手もしてあげられませんし院長は一緒にご飯を囲むこともほぼ出来ない毎日ですが、きっと寂しい思いもしているし、よく「なんでパパはいつも家にいないのか」と聞かれます( 笑 )
これは周りの医者もあるあるで、パパは外部の人間みたいな、、たまに帰ってくる人みたいなポジションだそうです。なんなら外科の先生方などでは「おかえり」とか「いってらっしゃい」とかではなく「次はいつ家に来るの?」みたいなご家庭もよく聞きます。
でも、そんな中でも子供なりに何かの気持ちや感謝や労いを表したかったのでしょうか。
今子供達はお金の価値もわかっていないし、お給料などの意味もわかっていません。お金を得るということはとても大変なこと、また誰かに簡単に心を込めずにあげたりするものではなく、何かの意味と気持ちをこめる大切さ、そんなことも忘れずに、綺麗な価値観で切っても切り離せない「お金」と歩んでいってもらいたいと思います。
で、結局この手紙と一緒に置いてあったコインはまた自分たちの貯金箱に回収されていました( 笑 )
まだまだお金の意味や理解はしきっていないようです。
赤い羽根募金をきっかけに、色々考えてさせられる素敵な出来事でした。
それでは今日も1日お疲れ様でした。
おやすみなさい
2025.10.08