健康の大切さ
こんにちは。
今日はお昼のうちに、ちょっと早めのblogを更新したいと思います。
今日はリゾナーレ八ヶ岳の中にある本屋さんで、「松浦弥太郎」
さんの本を2冊お迎えしました。

本は”言葉”の集まりですが、【大切に抱きしめたいお守りのことば】ということばについての本を迎えて、あっという間に隙間時間で読んでしまいました。

松浦弥太郎さんは、いつも人の人生のそばにある大切なこと、時には見失ってしまいそうな感覚や気持ち、そんな誰にでもあるような身近なことを言語化してそっと自分に戻してくれるような本をいっぱい世に出してくださっています。
あ!私の思っていることってこんなことだ!とか、そうだそうだこの気持ち大切にしなきゃいけないんだ!
そうやって助けてくれるような本がいっぱいです。
松浦弥太郎さんは”ことば”について、
自分がはじめて話せた言葉は「はーい!」で、”はーい”といえば、喜ぶ父と母がいて、何度も何度もはーいと言って喜ばせた記憶があるそうです。
そんな記憶が、言葉というのは、人を喜ばせたり、人を笑顔にするために使うものだと心に刻まれて成長してきて、言葉の先にはいつも人がいて、言葉は人をしあわせにする魔法のようだと、それが自分にとってもしあわせなことだと。
以前にもブログの場で述べましたが、私にとってもいつだって人生を支えてくれるのは「言葉」です。
言葉に伴う表情や態度や背景が一緒に支えてくれます。
それとは裏腹に、時に言葉は人を傷つけたり悲しい気持ちにさせる性質もあります。
そういうつもりでなくても、相手の受け取り方では誤解して伝わってしまったりとついつい面倒くさい性格も持ち合わせていますよね。
でも、それをまた修復するために必要なのも同じく”ことば”であることも間違いないです。
このお仕事をするにあたって、私にとって【ことば】は大切な道具でもあります。
コミュニケーションを円滑にするために、さまざまな世代の方とお話しが出来るように引き出しをいっぱい持っておくために、私は言葉のインプットや話題のインプットを普段からとても大切にしています。
自分にはあまり興味がないことでもちゃんと道具として持っていたいので、社会での出来事からコアな内容を新聞や本を通して得るために努力しています。
活字を読むことは”好き”でもありますが、私の中では”努力”のひとつでもあるかもしれません。
患者様とお話しする中でも、毎日患者様からたくさんの”ことば”をいただき学ばせていただき自分の”ことばの宝物箱”にそっと溜め込んでいるのです。
本当にありがたい職業だと感謝します。
あらゆる世代の方から、直に学ばせていただけることって嬉しいことです。
知らないことがたくさんあるので、勉強します!とお返しすることもいっぱいです。
仕事が終わって、知らなかったワードやその分野について調べることでまた一つ見ている世界の景色が変わるものです。
話しを戻しますと、松浦弥太郎さんのお迎えした文節に
【なによりも健康を】
自分を成長させたいなら、心で考え、心で判断したいのなら、その土台は健康です。
誰かの役に立ちたいのなら、まわりの人をしあわせにしたいのなら、世界をよりよくしたいのなら、その土台は健康です。
予測のつかないことに立ち向かうには、心がすこやかでなくてはなりません。
そして、心がすこやかであるためには、体がすこやかでなければならないのです。
すべての土台は健康だと心得、日々、整えていきましょう。
とありました。
私たち医療者が健康を支えるパートナーとして存在する意味として、とても大切なことだと改めて重く感じました。
みなさまが、今抱えている病気の辛さやもどかしさを一緒に頑張って少しでも良くなるために、元の生活に1日でもはやく戻れるように、ゆくゆくは健やかな毎日を送れるために
全力で頑張るのみです。
そのために必要なのもまた”ことば”です。私たちの”ことば”が少しでも力になれるためにも相手にあたたかい形にして届けたいものでもあります。
人はいつでも元気でいられるわけではありませんが、そんな時こそ人が人を想いあって、相手に言葉を送れたらいいですね。
私はどこに行くにもすぐに手が届く場所に、必ず鞄の中に本をしのばせています。
しばらくはこの短いけど大切なことが書かれているお守りことばを何度も何度も読み、ほしい言葉を自分の中でたくさん抱きしめてあたためて、また誰かにことばで送りたいなと思います。
明日からまた頑張ります!
2025.11.24