検査について デジタルX線撮影(レントゲン検査) 検査が予定されている方は、撮影しやすいお洋服や装飾品を事前に外していただけるとスムーズです。ご協力よろしくお願い致します。 当院では、胸部・関節・骨などの状態を調べるためにレントゲン(X線)検査を行っております。痛みはなく、短時間で体の内部の状態を確認できる安全な検査です。使用している機器は島津製作所(SHIMADZU)製の高性能デジタルX線装置で、鮮明な画像を短時間で撮影できるため、より正確な診断に役立ちます。 ■被爆についてX線は必要最小限の線量で撮影しております。当院の装置はデジタル処理技術により、従来よりも被ばく量を大幅に抑えた設計になっています。妊娠中または妊娠の可能性のある方は、事前にお知らせください。 ■よく撮影する部位胸部(肺炎・心臓・胸の痛みなどの評価)腹部(便秘や腸内ガス、臓器の異常など)関節・骨(関節リウマチ・骨折・変形性関節症などの確認) 検査の流れ ① 撮影部位に応じて、検査室で姿勢をとっていただく ② 基本的には数秒で撮影は完了(撮る部位が多ければ数分必要です) ③ 撮影後すぐに画像確認可能当日もしくは次回診察時に画像を見せてご説明 ・ボタンや金属類が付いてあるお洋服の方、装飾品のある方、湿布や貼付薬のある方は外していただくようお願いしております。・撮影に支障が出るお洋服の方には検査着へお着替えいただくようお願いしております 超音波検査(エコー) 関節リウマチは、関節の炎症によって痛みや腫れ、こわばりが起こる病気です。早期に炎症を見つけ、治療を始めることが将来の関節変形を防ぐためにとても大切です。当院では、最新の高精細超音波(エコー)機器を導入し、関節の状態をリアルタイムで確認しています。超音波検査は、放射線被ばくがなく、痛みもない安全な検査です。腫れや痛みのある関節だけでなく、見た目ではわかりにくい“隠れた炎症”も早期に発見することができます。■超音波検査でわかること関節内の滑膜炎(炎症)の有無や程度関節液の溜まり具合骨や腱の変化血流の状態(炎症の活動性) メリット レントゲンではうつらない初期の炎症の早期発見 炎症の程度を視覚的に確認できる 治療の効果判定薬の調整に役立つ 痛みの原因をその場で確認しながら説明ができる 検査の流れ ① 関節に専用のゼリーを塗布 ② 小型のプローブ(探触子)をあてて画像を観察 ③ 痛みを伴わず、5-10分程度で終わる 当院の取り組み 当院では、日本リウマチ学会認定医による丁寧な診察とともに、超音波を活用した精密な関節評価を行っています。治療の経過や効果を「見える化」することで、患者さま自身にも安心して治療を続けていただけるようサポートいたします。