今を生きる
こんばんは。
本日も暑い中で1日お疲れ様でした。
今日は火曜日のため、当番制で今週担当のスタッフがスライドを用いて勉強会を実施してくれました。
一つ決め事をしたら、きちんと貫くことを頑張ってくれるスタッフに拍手です。
自分の未来やクリニックの未来が良い方向に進むために、努力をするのですが、きっと人はいつも何か不安があるからだと思います。
「不安」とは決してネガティブなことではありません。人は不安が無ければ警戒もしないですし、チャレンジすることもしません。先に進むことができないのです。何より、人が生き延びるために「不安」という感情は無くてはならないと言われています。不安という気持ちと向き合ってきたからこそ、人は生きる術を覚えて先祖代々と今に繋がっているのです。

東野圭吾さんは一度は誰しも触れたことのある作家さんだと思います。
天才的で魅力しかない作品をこの世にたくさん送り出している方ですが、東野圭吾さんの小説は読み切るまでに体力が必要なので憧れの作家さんではあるのですがまだチャレンジしきれていない作品が沢山あります..全制覇するのは目標です。
「さまよう刃」や「人魚の眠る家」は強烈に印象に残る感情がものすごく動かされる作品でオススメです。
そんな東野圭吾さんが初の子ども向け絵本を出版されました。絵本でも素晴らしい言葉を心に届けてくださっています。
子供にも何度も読んであげたい内容ですし、大人である私たちも自分自身に何度も何度も読んであげたいと思う物語です。
大切なものを失った少年は、いつも自分の行くべき道がわからず不安な毎日を送ります。その中で未来を見せてくれる女神と出会います。けれど少年の未来は10年先も何十年先もシワができておじいさんになった未来もずっと不安が消えない未来の姿でした。
けれど女神は
不安が消え去る日などない。あなただけでなく、誰もがそうなのだと。
未来を知るよりも大事なこと、それは今がどうかということです。まだ何も起きていないことを案じる必要もありません。なぜならまだ何も起きていないからです。大切なのは今です。今、健全な心をもっていられるのなら、それで幸せなのです。今日、自分が生きていることをありがたいと思い、感謝しなさい。そうすれば昨日までのことなど気にならず、明日からのことも不安ではなくなります
と教えてくれるのです。
物語の中には、素敵な言葉や生きる力が湧いてくる言葉が他にも沢山綴られています。ぜひ皆さんもご自分でこの絵本を手に取り読んでみることをオススメします。
またこの物語の背景には、東野圭吾さんの作品の「クスノキの女神」の主人公が関わっているそうです。
まだチャレンジしていない作品なので、すぐにでも読んでみようと思います!読みたい本が沢山ありすぎてワクワクします。
私たちも不安はいつもありますし、消えることはありませんが、その不安を乗り越えた時に自信になっているのも確かです。
これからも良い未来のために今を一生懸命に生きて過ごしていきたいと思います。
今日も1日お疲れ様でした。
2025.07.08