ウォルトディズニー

投稿者: staff

こんにちは、5月最終日ですね。

皆様1ヶ月お疲れ様でした。明日から6月!

梅雨入りしたりと気持ちがゲンナリとする日もあると思いますが、なるべく楽しい気持ちで楽しいことをしながら過ごして乗り切っていきましょう!

今日は月末ということで、掃除大臣主導のもとスタッフがクリニックの大掃除をしてくれました。

クリニックをきれいに保ってくれること、大変ありがたく感謝の思いです!ありがとうございます!

さて、当院には何かとミッキーマウスがちらほら存在します。皆様クリニックでぜひ探してみてください。今後も至る所で増え続ける可能性があります笑

スタッフルームにもドクターミッキーがいつもドンっと一番良い椅子に座っています。 笑

こんなにも世界中から愛されて、慕われて、誰もが知っているキャラクターが他にいるでしょうか。

ただ単にミッキーマウスが好きなのではなく、ウォルトディズニーの生い立ちからどのようにしてミッキーマウスが生まれたのか、ウォルトディズニーがこの世に残してくれた『大切なこと』、そしてウォルトディズニーの考え方、全て含めてミッキーマウス、ディズニーを好きな理由です。

ディズニーをディズニーランドやシーをただただ楽しむ場所にするのはもったいないです。なぜなら、ディズニーの物語は『人間が忘れてはいけないこと』を必ず添えてくれています。

ディズニーランドに行けば、あらゆるホスピタリティに満ち溢れ、こんなにも幸せな気持ちにさせてくれる場所はありません。それはキャストの皆さん、案内をする方も、掃除をする方も、食事を提供する方も、また裏方の人前には出ないような方も、皆さんがウォルトディズニーの意思をしっかりと受け継ぎ『人を笑顔にさせるために』という目的を全うしているからです。

ウォルトディズニーは、1901年、アメリカのシカゴで貧しい家の四男として生まれました。

ディズニー家はウォルトが4歳の時に、マーセリーンの農場に引っ越しますが、ウォルトは絵を描くことが大好きで、豊かな自然の中で家畜を相手に遊んだり、森の動物を見て観察したりそんな幼少期を過ごしていたようです。

ウォルトは貧しい生活の中で、新聞販売店を始めた父のしごとを手伝って兄と共に毎日新聞配達をすることになりました。

1日2回朝刊、夕刊こ配達は少年のウォルトには辛い仕事で、冬の日は疲れと寒さのあまり配達先のアパートの暖房のきいた玄関ホールで眠りこんでしまう事もあったようです。

しかし、ウォルトは振り返れば、あの新聞配達の日々が成人後の人生に及ぼした影響に、私は満足し、よろこびさえ感じている。その仕事を通して責任というものを学んだおかげで、自立心や自制心や賢明さを身につけることができた。

責任感こそ、最初の仕事からその後の人生にもたらすことのできる最も価値のあるものだと思う

と述べています。

ディズニーランドに行った時は、ただ楽しむのではなく、ありとあらゆる場所から人として、経営するものとして、大切なことを余すことなく学び感じて帰るようにしています。

例えば同じショーでも、毎回同じではないのです。少しずつアレンジをしてゲストの楽しませ方をいつも研究していることがちゃんと伝わります。

同じ場所で、同じ乗り物で、同じショーであるにもかかわらず、毎回飽きずに心から楽しませてくれることが当たり前のことでしょうか。それに子供だけでなく、お年を召した方でも右を見ても左を見てもあらゆる人、あらゆる年代の人が本当に楽しそうに笑顔で過ごしています。

それは、『人を笑顔にさせるために』の目的に全てのキャストが一切妥協をしないからです。研究して課題を早期に解決し、いつもゲストの笑顔を一番に思い浮かべ考えることができるからです。

ディズニーには素晴らしい裏話や物語が沢山ありますが、心に残るこんな話しがあります。

ある男性が女性にサプライズでプロポーズをしたいから、指輪を料理に添えて出して欲しいとお願いされました。

けれども、オリエンタルランドの決まりでは『ゲストのお持ち物を預からない』とルールがあります。

本来、大切な指輪であることからルールとしてお断りする必要がありました。

しかし、そのキャストはその時の判断でゲストのお願いを受け入れ実現させます。

女性は心から喜び涙を流して、男性も嬉しそうにしており、その場がとても賑わったそうです。

そのキャストは事後でルールを守らなかったことを上司に報告しますが、上司はその行動に対して褒め讃えたそうです。

なぜならば、『人を笑顔にすること』が目的であるからです。それをきちんと達成することができたからです。

また東日本大震災の時、ディズニーランドでも大きな揺れでゲストは不安な気持ちで過ごしましたが、ランドやシーの全てのキャストがその場その場で売り物を全てゲストに配り、お腹が空かないように、体を温めるために、自分たちで考えて行動したようです。

また普段は通らない裏のゲートを空けてゲストを安全な場所に誘導したそうです。

その際も裏のゲートでは、キャストが入り口から出口までの道の両サイドに並び、足元を光で照らして安全に移動できるよう努めたそうですが、これは誰にも指示された訳ではなくその場にいたキャストが自然に行うことのできた思いやりの表現だったそうです。

まるで何かのショーのようだったと、当時経験したゲストは感じることができたという話しがあります。

また、ディズニーでは災害時の対応も普段から訓練が徹底されているようです。そのため、急な出来事でもキャストは動揺することなくゲストへ自信を持って対応することができるのです。

そして、一番驚くことが、ディズニーランドやシーでは9割のキャストがアルバイトということです。

仕事の目的を果たすために、正社員やアルバイトという雇用形態は関係ない、区別するものではないということ証明してくれる教育の形です。

ディズニーは様々なことを教えてくれます。

実はディズニーランドには本屋さんがあります。ディズニーランドに行ってまで本屋さんにも足を運びます。

そこで、院内図書に追加したいと思い3冊の本を購入しました。

全て心がホッコリする内容です。

本日のブログの最後に

『ウォルトディズニー夢をかたちにする言葉』の中から

私たちが人としてもクリニックを運営していくにも、今もこれからもずっと大切な素敵な言葉を紹介していきます。

✴︎何はともあれ、夢を実現する秘訣を知っている人には乗り越えられない山などありません。その秘訣とは、Curiosity(好奇心)、Confidence(自信)、Courage(勇気)、Constancy(継続)という、4つの「C」に要約されます。なかでも大切なのが「自信」。こうと決めたら迷ったり疑ったりすることなく、自分を信じて、とことんやるだけです。

✴︎ディズニーランドはただの遊園地じゃありません。私はこの場所をユニークなまま保ち続けたい。それに、人はお金をもらうために働くのではありません。創造し、楽しむために働くのです。

日々変化していくこの業界では、過去の成功に安住し、栄光の思い出に浸っている暇はありません。時代も状況もどんどん変わっていくため、常に未来を見据えていなければならないのです。

✴︎すべては組織の力、我々が成し遂げたことはすべて、スタッフ全員の努力と協力の賜物です。ディズニーランドにしても、才能ある人たちがいて、組織力があったから着手できました。世界博覧会もまた然り、創造的なアイデアと技術的なノウハウを結びつけ、長年とともに働いててきたスタッフがいたからこそ実現できたのです

✴︎この時代において、自分は誰の力も借りずに自力で成功したと言う人がいるなら、それは浅はかで傲慢なことだと思います。もちろん、ある人が築きあげた地位はその人個人の冒険心と能力の結果だという考えは、基本的なアメリカニズムですが、偉業の陰には、多くの人の手助けや温かい応援があるということも事実です。

✴︎よい仕事をするためには、やってあげたいと思う相手がいることが大切です。人生最高の瞬間というのは、利己的な達成感にはなく、愛する大切な人、この人に認められたいと思う誰かのために成し遂げたときに得られるものなのです。

✴︎人は誰かの助けなしに、一人で大きな成果を上げることはできません

病院は楽しい場所ではありませんし、ディズニーとは役割も異なりますが、私たちも患者様に笑顔で帰っていただきたい、少しでも元気になれるためのお役に立ちたいと思う目的は同じです。

そんな存在になれるよう今後も日々成長していけるよう頑張ります。

今週もお疲れ様でした。良い週末をお過ごしください。

2025.05.31