諦めない
こんにちは。
今日は「昭和の日」ですね。お休みの方も多かったのではないでしょうか。
昭和の日とはなんぞや..最近は、国民の祝日でもどんな日かを改めて考えることなく、休みだ!ラッキー!くらいで過ごす風潮があるように感じます。
昭和天皇の誕生日ではありますが、
激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧(かえり)み、国の将来に思いをいたす
という意味が本来です。
「昭和」という時代は64年もの長い間続きました。
その64年の間は、今では想像ができないくらい大変な事が多かったと思います。戦争があり人が人を傷つけて、たくさんの反省と共に終戦を迎えて今に至ります。
きっと、その時の方々が人を傷つけても何もならない、勝ち負けのために誰かの尊い命が奪われることに意味はないと気づき、国が豊かであるように願った未来だとも思います。
戦争が無くなり、今は当時と比較すれば穏やかであるのかもしれませんが、誰かを傷つけるということは形と方法が変わっただけで今も無くなってはいません。
人が何かを失敗すれば、まるで重罪を起こしたかのようにネット上で顔も合わせず名前も名乗らずに叩き傷つけるそんな世の中です。それがどこか当たり前のようになっている現在に恐怖を覚えます。ネットでなくても誰かを傷つける人、殺人事件、悲しい出来事はたくさんあります。
一刻も早く、人と人が手を差し伸べあえる、そんな平和になる日がくることを願うばかりです。そして願うばかりでなく、その日を諦めたくないものです。
お休みのため、久しぶりにテレビをつけて「日曜劇場:キャスター」を観ました。
第3話でIPS細胞を模倣した万能細胞に関するエピソードでした。
万能細胞は2006年8月に京都大学の山中伸弥教授が世界で初めてIPS細胞の作成に成功し、2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞した日本の誇りである出来事でした。
私たちにとっては素晴らしいと讃える出来事ではあるものの、山中教授や今までの研究者の方々の並々ならぬ努力は想像できるものではありません。
現在の再生医療に貢献して、新たな治療法が開発されて今ではIPS細胞でたくさんの希望を実現しています。
こういう素晴らしいことは、国の将来に想いを馳せた、過去に生きた方達に喜んでもらえることではないでしょうか。
話しは戻りますが、キャスターでも科学者の大変さや課題についても取り上げていました。日本の研究費が極端に少ないことからなかなか結果を上げられず、大変な現実があるようです。
科学者の方の努力が医療にもたらす恩恵を考えると、必要なところに必要な資源や資金が回るといいなと思います。
キャスターの中でエジソンの言葉が紹介されていました。
私たちの最大の弱点はあきらめることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。
1日やってみて、1週間やってみて、1ヶ月やってみてそれで結果が出なかったとしても、続けることにきっと意味があると!必ず後ろを振り返れば足跡が残るように。
明日は4月の月末カンファレンスの日です。

1分先も1日先も未来であり将来であるならば、いつも未来に想いを馳せて今日が1番いい日であるために、明日はもっといい日であるために過ごしていけたらと思います。
また目標に向けてうまくいかなくても、諦めない気持ちを大切にしていきたいです。
スタッフの5月の目標が楽しみです!
私たちもいつも目的を持ち、精進して参りたいと思います。
2025.04.29