急変対応シュミレーション

投稿者: staff

 

こんばんは。

今日は寒の戻りで大変寒い日となりました。

数日前は半袖姿の方も多く見かけましたが、一変、ダウンやコートで真冬の装いになりましたね。

 

さて、3月最終日!

ついこの前、年が明けたばかりなのにもう新年度とはビックリします。そのように感じる方はそれだけ充実しているということでしょう!

 

今日は、昨日のブログの通り月に一度の月末カンファレンス急変対応シュミレーションの日でした。

 

月末カンファレンスも良い振り返りができましたし、毎回課題が出るということは新たな成長に向けて必要なステップと前向きにとらえて!

 

急変対応シュミレーションとはなにをする?

 

本日はレントゲン室での患者さんのCPA(心肺機能停止)

という状況設定で実施しました。

駅前であり旅行者の方、体調不良で駆け込み来院される方も多いです。駅前はとくに救急車が来ない日はないのでは?!というほど毎日サイレンの音が聞こえてくるほどです。

 

その月ごとに、さまざまな想定をして

どんな時にもスムーズな救命処置ができるように訓練しております。

 

現に当院では開院して間もなく、患者様の急な意識消失で、AEDを使用し救急隊への引き継ぎを行いました。

日本光電さんにAEDパッドの追加購入をしたところ「え?開業してもうAEDを使用したなんて!普通、クリニックで使うことなんてなくて期限切れになってしまうことがほとんとです」とのことでした。急変が無いのに越したことはありません(^_^;)が、、、予期せぬことはいつだって起こるのが世の常です。

 

 

 

院長を含め、当スタッフの4人が「元、順天堂静岡病院」の職員で鍛えられてきた過去があります。

順天堂では、毎日毎日コードブルーのオンパレードでした。

けれども、頼りなるプロが大勢居たこともあり怖いものなし状態でしたが

クリニック規模になると、そうは言ってられません。

小さなクリニックで出来ることは、とにかく救急車が到着するまでにしっかりと命を繋ぐことです!

武器も限られていれば、クリニックでの完璧な救命にはやはり限界があります。しかし、目の前の大切な命を必死に繋ぐために、日頃の訓練やシュミレーションは大切です。

急変はいつも突然のことなので、医療者であってもシュミレーションがなければ慌てるばかりで冷静な対応は困難です。

 

今後も小さな組織ではありますが、常にレベルアップできるようスタッフ一同頑張ります!

 

話しは戻りますが、院長は医学部から研修医を経て長年「順天堂」どっぷり!今も週一で勤務しておりますが

やはり手前味噌ながらも順天堂は学びが多いですし、誇りであり自慢の病院です!

今後も常に目指すべき病院像、医療者像として、追っかけられる存在でいたいものですね!

 

それでは今日も1日お疲れ様でした。

2025.03.31