アツイ..
こんばんは、遅くの更新になりました。
今日は1日中、真夏の暑さでしたね。
患者様とも、「暑いですねぇ」との会話で始まり、「熱中症には気をつけましょう」の言葉で締めるそんな1日でした。
けれども、この時期は色とりどりの紫陽花を見ることができて癒されます。どんな時も、マイナスなことだけではありません。良い事に目を向けながら、ネガティブを吹き飛ばして楽しく1日1日を過ごしたいですね。
「梅雨型熱中症」をご存知でしょうか。
毎年6月頃から熱中症が疑われる方が全国各地で相次ぎます。
誰もが「こんな時期に」と驚くようです。温暖化の影響で真夏の日がどんどん前倒しになっている印象です。比例して、毎年熱中症の方も老若男女、増え続けています。
この時期のめまいや吐き気、倦怠感など普段と違う症状が急に出てくると熱中症を疑ってみてもいいと思います。
気温25℃、湿度70%以上の環境下では熱中症を起こしやすいとされています。
湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもりやすいことがあげられます。
梅雨の時期は換気をしにくく、風通しも悪いためこのような条件が揃いやすいです。予防には、エアコンやサーキュレーターでの空気の循環を促すことが有効とされています。
今日の患者様も
「まだもう少しエアコンは我慢している」
「エアコンに頼ると抜けられなくなりそうで」
というお声が結構聞かれました。
けれども、熱中症で搬送される方のほとんどが、熱中症になりやすい条件がそろっている気温・湿度にもかかわらず、エアコンを我慢して過ごしていたということがあります。
また食事の不摂生や寝不足も注意が必要です。
夏本番を迎える前から、ウォーキングなど軽い運動や湯船につかるなど、意識的に汗をかくことを推奨します。個人差はありますが、暑さに慣れるためには数日から2週間ほどの期間が必要だと言われています。
熱中症を甘く見ると大変危険です。いち早く気づき、誰でも正しく対応できるように、とにかく重篤化させないことが1番です。
日常の中で工夫しながら、他人事と思わず熱中症対策を行いこの夏を元気に乗り切りましょう!
今日も1日頑張った自分を労ってゆっくりとおやすみください。お疲れ様でした。
2025.06.17